はじめに
僕が設計したアップライトのご紹介です。
自分が設計したものが形になる感動と、結局強度不足で壊れてしまったことは勉強になりました。
このアップライトを設計したことで、センスが磨かれました。
一生忘れらない思い出です。
FSAE用アップライトの設計思想
FSAE用フロントアップライトについて
前モデルと比べて、ハブの支持力アップにより、アライメント変化を少なくする為に、剛性アップを狙っています。
また軽量にするために、小さくしています。その際のデメリットとして、ジオメトリが厳しくなるのですが、ロールゼロを狙ったシングルサスとしていますので、問題ありません。
FSAE用リアアップライトについて
剛性アップはもちろん行いましたが、ロールゼロではなかったので、ジオメトリーを優先し、ハブより下の部分を長くしています。
この方が、ロールした際のキャンバー変化がよくなります。
しかし、レース屋さんからすると、ダメらしいです。。。
FSAE用の写真の紹介
レース業界の方に、切削していただきまして、精度は折り紙付きです。
むしろ高スペックすぎるほどです。
右側がフロントアップライト、左側がリアアップライト
フロントとリアの単品の表裏
FSAE用のアップライトで強度不足だった部分
リアの上の部分になります。
ジオメトリ屋さんからの要望もありましたが、薄くしすぎた為に強度が足りず、自重で曲がってしまいました。
まとめ
よければ参考にして下さい。
もしよければ、こうしたほうが良かったんじゃないかというコメントがあれば、いただけると幸いです。