はじめに
バイク用フロントフォークのダストシールで、とても良さそうな商品を見つけましたので、考察を含めたご紹介をしたいと思います。
例として購入先を載せますが、適合確認はご自身で行ってください!!
サスペンションの目的と構造について
バイクや車には、サスペンション(衝撃吸収装置)がついています。
これは路面からの衝撃を吸収しつつ、運動性能や操縦安定性に直結しています。
サスペンションの詳細な構造は、Wikipediaでも参考にしてください。
ばねとダンパーを使い、衝撃吸収と運動性能、操縦安定性を領地つさせながら高次元にまとめ、メーカーとしての違いを出しています。
サスペンションの設計方針
足回りのジオメトリーも絡んできますので、一概には言えませんが、設計方針としましては、衝撃が弱い(ストロークスピードが遅い)時はスコスコ動いて、ストローク限界値付近では粘るのがいいとされています。
逆に衝撃が強い(ストロークスピードが速い)時は、しっかりと減衰させる必要がありますが、乗り心地との兼ね合いが出てきます。
ここで重要な部分となってくるのが、初期動作(ストロークし始め)をスムーズにするということ。
また、ダンパーの構造上、極低速域で減衰が発生しづらい為、シール関係で補っています。
これらの設定がよくないと、スムースな減衰が起きないので、初期動作がカクついてしまい、荷重の変化が起こった時に、急な荷重変化が起きる為、変な挙動を示します。
例えば、ブレーキをした時に、サスペンションの動きが悪いと、カクっとストロークし始めるため、急激にフロント荷重になってしまいます。
そうなってしまうと、リアの荷重が足りずに、オケツがフリフリ状態になります。
最悪の場合、壁とディープキスをしてしまうので、絶対に避けたい現象です。
もちろんストローク中でも、ガクガクに動かれてしまうと、同じような現象が起こってしまいますし、乗り心地は激悪です。
なので、色々な所で、静止摩擦係数を減らす努力をしているはずです。
しかし、背反関係にあるので、両立が難しいです。
ここから先は、バイクの話ですが、ご了承を。。。
車のシール関係は、取り外しなど不可能ですし、バイクの方が圧倒的に簡単に交換できるますので、ご紹介しています。
まず、オイルシールとダストシールは、フォークの内部に異物が入らないようにするためのパーツで、ゴム製の部品です。
このパーツでも減衰させることを考慮して設計されていますが、より早くダンパーの構造で効かせた方がより良くなります。
バイク用フロントフォークでオススメのシール「SKF」
そこで、最近流行っているのもを見つけました!!
それがSKF製のフォークシールです。
SKFでは新素材を使用し、材料に潤滑機能を持たせることで、摩擦係数を減らすことができ、OEMと比較すると削減量が25~75%とかなり減っています。
さらにこのフォークシールは耐久性が高く、2012年モデルのKTMシリーズにOEM供給されており、量産実績もあります。
まとめ
みなさまいかがでしたでしょか?
僕は是非使ってみたいです。
NSR250にも使えるみたいですね。
やべ~~~~、車両が欲しい!!
グロム用は出てこないかな〜〜〜〜〜