はじめに
新型 グロム 2016 純正のブレーキ & クラッチレバーの位置は、手の大きさに合わず、イマイチだなと感じていました。
例えば、ブレーキ時にブリッピングすると、ブレーキレバーに届きにくくなるため、ガクガクしてしまったりしていました。
クラッチは指先だけで、操作できるといえば、聞こえは良いですが、力が入り辛いため、最後のひと離しが、失敗することが多いです。
という言い訳をして、アルミ削り出しの方がかっこいいので買っちゃいました!!w
改造してるっぽく見えるので!!
ブレーキ&クラッチレバーのおすすめ3選
レバーを選ぶポイントはレバーの位置調整ができるかですが、デメリットもありまして、アジャスト機構が簡易的な構造となっているため、ガタが発生しやすくなっています。
そこで、アジャスト機構を持たないショートリーチタイプも合わせてご紹介いたします。
その他のポイントとして、色・材質・切削加工などがありますが、そもそもは握りやすさが、最も重要と考えで選びました。
KN企画のデュアルカラーレバー
KN企画という会社で、輸入やオリジナル部品を企画しており、その会社がグロム 用に発売しているオリジナルアルミ削り出しレバーです。
巷ではアジャストできるレバーが人気ですが、あえてアジャスト機構を付けないことで、ガタを無くして操作性を向上させています。
キタコのショートリーチレバー
ショートリーチタイプなので、レバーとハンドルグリップを近づける事で、より繊細な操作を可能にしています。
こちらもアジャスト機構が付いていないため、ガタが起きにくく、操作性が高いと思います。

キタコ(KITACO) ショートリーチレバー グロム(GROM)/CBR250R/CB250F 左右1セット シルバー 525-1818200
- 出版社/メーカー: キタコ(KITACO)
- メディア: Automotive
- この商品を含むブログを見る
EALEのブレーキレバー
今回購入したのは、こちらのブレーキです。
1つ1つのパーツをアルミからCNC旋盤で削り出ですが、ボルトが多数使われており、ガタが起きにくい構造となっていないため、そこそこのガタつきがあります。
ただ、アジャストできることは大きく、レバーの位置を約30mmで6段階の調整幅が設定され自分の好みの位置に調整できます。
ブレーキレバーとクラッチレバーの交換方法!!
ブレーキレバー取り外し&取り付け
まず、ブレーキレバー交換です。
①この裏のナットを外します。
②このボルト外す。
③買ったレバーに換える。
④ボルト & ナット締めて終了。
補足:規定トルク 9.8Nm
クラッチワイヤー緩める
次にクラッチレバー交換です。
サイドカウルとクラッチケースの間に見える、
クラッチワイヤーを固定しているナット類を緩めます。
①ナットを緩める。
②ナットを緩める。
クラッチレバーボルト取り外し
クラッチレバーを止めているボルト類を緩めていきます。
①この裏のナットを外します。
②このボルトを外します。
ワイヤーを引っ張り出す
交換しやすいように、ワイヤーを引っ張り出しておいてください。
クラッチワイヤーとレバー取り外し
次にクラッチワイヤーのタイコを外します。
①クラッチレバーを裏返しにする。
②切り欠きに従って、ワイヤーを動かします。
③ワイヤーがとれます。
クラッチレバー取り付け
買ってきた社外品を逆手順で組み付けて終了となります。
クラッチワイヤーの調整を忘れずに行ってください。
組み付ける際の注意事項は特にないです。
純正レバーと位置の比較
純正と社外品とのレバーの位置の比較です。
社外アルミレバーの交換後のレビュー
交換後、少し走ってみましたが、操作性がすごく良くなりました!!
調整もできるため、自分の好みの位置にできます!!
ブレーキもクラッチもバッチリで、見た目もいいですね!!
少し気になる部分がありまして、純正クラッチレバーにはカラーが入っていましたが、社外クラッチレバーのボルトが刺さる穴に、カラーが入っておらず、アルミのままでした。
これは、少し耐久性に不安があります。
アルミレバーに表面処理等がされていれば、摩耗も問題ないでしょうが、今回買ったレバーには、特に表面処理はされていませんでした。
摩耗してガタが出てきたら、買い換えれば良いのですが、ココらへんは純正の素晴らしさを、垣間見ることが出来ますね。
あらゆる項目でテストを行い、製品に反映しているのですから。
まとめ
みなさまいかがでしたでしょうか?
安いですし、交換し易いので、皆さん交換してみてみることをおすすめします!