はじめに
EK9用オーリンズ Cリング式車高調についてまとめます!!
今までの経緯とやったことをつらつらと書いていきます。
オーリンズのCリング式車高調の取り付け直後
JICの車高調から、オーリンズのCリング式車高調に変更しました。
その時のレビューは以下の通りでした。
車高は割りと下がっちゃいました。
良くなったところは下記の通り
・静かになった!!
・動きがわかりやすくなった!!
・スタビとのバランスを取り戻した!!
・ハンドルが軽くなった!!
・オーバーステアになった!?
ハンドルが軽くなって、オーバステアになったのですが、
とりあえず車高調しか変えていません。
変えたことによる影響を考えてみました。
ハンドルが軽くなって、オーバーステアになった考察は下記の通り
・重心が下がったことで、クイックに動くようになった。
・ロールセンターが下がったことより、重心が下がった効果の方が大。
・車高が下がったことにより、1G状態のキャンバーがついたことで、
タイヤの接地面積が減った。
・車高が下がったことにより、1G状態のトーアウトがついたことで、
コーナリングフォース立ち上がりが早くなった。
・そもそも、オーリンズの性能か!?
そんなこんなの変化がありましたが、
全部いい方向になってますので、このまま使用します!!
兎にも角にも、くさってもオーリンズでしたww
ハンドルが軽くなったとか、オーバーステアになったとかの部分は、後に発覚しますが、車高が下がりすぎていたことによる影響です。
ダンパーストップリングが無いことに気づいた編
フロントの車高が下がりすぎていることから、上げてみたり下げてみたり繰り返しているうちにどうもしっくりこず、何か変だなと思い、ネットで調査し始めました。
しかし、このタイプの車高調はネットが普及しつつある頃で、なかなか情報が出てこないんです。
もちろん取扱説書なんてものもない!!
そうすると、ダンパーストップリングが無い!?!?
そもそもダンパーストップリングとはなんぞやとなったわけです。
どうやら、これのことらしい!!
オーリンズの代理店であるラボカロッチェリアに問い合わせをしたりすると、純正サスペンションに圧入されているダンパーストップリングを流用するとわかりました。
株式会社NPS様に見積もりをさせて頂いた。
どうせなら、ワンオフでカッチョイイのつけたいと思いまして、色々調査した結果を図面化しました。それが下図です。
※この図面はフリーですが、使用する際は自己責任です。
見積金額はSUS304で、9500円×2ヶ 消費税1520円 送料800円、お支払い総額21,320円となりました。
これはポンポン出せる金額ではなかったので、その他の方法を検討しました。
ジャンク品を買って、取り外し取り付けた。
いろいろ検討した結果、ヤフオクで純正サスペンションのジャンク品が出ていたこともあり、それを使うことにしました!!
2980円 + 送料ですみました!!
プーラーで無理やり外します!!
小さいプーラーでは、無理でした~
オーリンズ車高調への取り付けは、圧入など必要なく、そのままあるべきところに入れておきます。
正直ガタガタなので本当に合ってるのか??と思うぐらいです。
取り外している様子は、下の動画で~
EK9 純正 サスペンションのダンパーストップリングをプーラーで分解!!
車両への取り付け
Cリングの位置は、下から4段目とし、ガタガタのまま付けました!!
取り付け後の車高を確認しましたが、前後ともに、指2本が真横に入るぐらいなので、正しいと思います。
試乗
試乗したところ、正常に近くなったことが確認できました!!
今まではプリロードをかけることによって、車高を確保していたので、縮側のストロークが、めちゃくちゃあったことになります。
そのため、ブレーキ、ロール感、路面インフォメーションに、ふわっと感がありました。
ダンパーストップリングを取り付けた後は、ふわふわ感はなくなり、段差を乗り越えたときの前後の動きも、わかりやすくなり、特に外乱を受けたときの動きも良くなりました。
アクセルでのコントロールも同様に、わかりやすくなったため、全体的に攻めやすくなったと思います。
ただ、乗り心地も悪くなったように思います。
縮側のストロークが足りていないのかもしれません。
Cリングの位置を、1段上げるか、減衰調整でなんとかなるのか、試していきたいと思います。
まとめ
ダンパーストップリングを取り付けることができ、正常な状態となったことを確認できました。
ただし、感覚による部分が多いので、データを取ったりできれば良いのですが、残念ながら出来ていません。
今後はストロークセンサや、Gセンサを利用して、どんどんデータをかき集めたいと思います。