私は、UQ WiMAX 2+のヘビーユーザーで、
多分、ネットワークに負荷を掛けている数%に、
分類されるユーザーであると思っています。
そんな私が、UQ WiMAX 2+の速度制限と通信制限の内容が変更されると、
どのような使い勝手となり、どれくらいの日数が制限かかるのか調べました。
■背景と変更内容
2016年4月にWiMAX2+の通信制限が開始され、
広告表示と異なるとのことで、訴訟問題にまでなり、
大変話題になりました。
その際は、3日間3GBの制限速度を約1Mbpsから、
7Mbpsに緩和することで、一時収まりを見せました。
今度は、2017年2月2日より、制限のされ方が変わってきます。
変更点は以下の3点です。
・ 制限通信量を、3日間 3GB以上 から 10GB以上に変更
・ 制限時間帯を、1日から18時~2時に変更
・ 制限時の速度を、約7Mbps から 約1Mbpsに変更
追記:2017年2月2時点では、本当に約1Mbpsでした。。。。
プレスリリースと、その他の記事を参照ください。
WiMAX 2+サービスにおける速度制限の今後の対応について
「WiMAX 2+」速度制限を大幅に緩和 3日で3GB→10GBに
UQ、WiMAX 2+の通信制限を大幅緩和
■使用環境
他のヘビーユーザーがどのくらい使っているのかわかりませんが、
私は、250 GB/月使用していました。
私はフレッツ光などの固定回線を契約しておらず、
WiMAX一本で家のネット環境を補っています。
従いまして、パソコン x 2、スマホ、ゲーム機 x 2を、
常時繋がっており、パソコンなどのソフトアップデート、
写真のアップロード、ダウンロードを行っています。
休みのときには、dアニメを契約していることから、
動画を大量に垂れ流しています。
そうなると、前述の通り、250 GB/月となるのが現状で、
常に制限がかかっている印象です。
■調査結果
3日間10GBになった際に、どれだけの日数で制限がかかるのか調査してみました。
3日間の通信量の合計が10GB以下でOKとなる関数を組み、
OKの数/全体で計算すると、28%は制限がかからず、使用できることがわかりました。
つまり、1ヶ月のうち、10日間は制限がかかっていない計算となりますね。
ただし、月別で見たりすると、13%だったりしますので、
3~4日間以外、制限がかかっている計算となります。
■まとめ
結果の通り、28%は制限がかかりませんが、62%は制限がかかっています。
もしかすると、dアニメは回線速度によって、画質を判断していることから、
昼間の制限がない時間帯が高画質となってしまう可能性があり、
より通信量が増えると考えられます。
ということは、もっと制限に制限がかかりっぱなしと、考えてもいいでしょう。
制限かかっている日数のほうが多いとなると、
約1Mbpsの制限となってしまうので、使いづらくなる方向ですね。
公平性を保つ、ビジネスを成り立たせるという点では、
とても大事なことですので、うまく制限をかける必要があり、
やるじゃないですか!!
しかし、無印WiMAXの時代は、制限なんてものはなく、
自由なシステムとシンプルな料金体系で、
とても便利だと考えたため契約しましたが、
他のキャリアより幾分かマシ程度に成り下がってしまいました。
正直このような状態ですと解約を考えざるを得なくなってきます。
解約料を払うと元が取れないため、現状に甘んじていますが、
解約期間が来るまでに何かしらの対応があれば、
継続することを検討しますが、まあないでしょう。
以上から、光回線に移ることも検討の視野に入れて今後の様子を見ていきます。
ヘビーユーザーがWIMAXの売り上げをどこまで締めているかわかりませんが、
このままでは顧客を失うきっかけになってしまいます。
早急な対応は不可能でしょうから、技術の進歩と価格競争が起こることを祈ります。