はじめに
125ccのままパワーアップを狙いまして、ハイコンプピストンを買ってみました!!
取り付けについては別記事にて!!
ファルコン製ハイコンプピストン とは
そもそもファルコンという会社は、静岡県浜松市にあり、カスタムバイク・ワンオフパーツ製作や組付けを行いながら、レース用エンジン製作も行なっています。
またレース活動も活発な上、RC(電動/エンジン)・ポケバイサーキット運営管理も行なっているそうです。
この会社が、グロム 用にレース専用ハイコンプピストンを販売してしていまして、鋳造で圧縮比12.5:1となっており、純正のピストンと交換するだけでエンジン出力がアップ出来るようになっています。
実際にピストンを触ってみて
ピストントップについて
まずピストントップですが、バルブの避け加工ですが、バリがあります。
ピストンサイドについて
次にピストンサイドですが、加工後の傷があります。
ピストンピン穴にバリが。。。
ピストンピン止めのリング穴に、バリが残っていました。
ピストンにバリが残っていると、ブローの原因となります。
ピストン背面について
最後にピストンの背面ですが、裏側の切削加工がビビっています。
切削加工時の加工速度が悪いことがわかります。
取り扱いの注意事項について
圧縮比アップしているのでピストントップが、純正よりも膨らんでいます。
そうするとピストンがプラグにあたるため、プラグ取り付け時にワッシャーを挟むことになります。
ワッシャーを挟むと、プラグ脱落や圧縮漏れなどが、起こる可能性が高くなるため、仕様として残念ですね。
まとめ
ファルコンの製造元は、製造技術のレベルが、あまり高くないかもしれませんので、管理などもできていない可能性が高いです。
本当はWPC加工などを行い、本気仕様を作ろうと思っていましたが、萎えましたのでやりません。
キタコのグロム用ハイコンプピストンの方が良さげです。
コスパもめちゃくちゃいいのに、プラグ避けの加工もしてあるため、ワッシャーも必要ありませんので、管理人としては、キタコ製をオススメします!!
キタコ製ハイコンプピストンのレビュー
キタコ製ハイコンプピストンも購入しまして、レビューしましたのでよろしければ読んでみてください。