はじめに
エンジンから異音がしていまして、4500回転から異音が大きくなります。
さらに吹け上がり時に酷くなるので、なんなのかを原因究明していきたいと思います。
実際の音はこちらをご覧ください。
エンジンからの異音の原因
先日、ハイコンプピストンを取り付けた際に、組み付けミスをしてしまったのかと思い、チェーンタイミングの確認とエンジンヘッドを開けましたが特に問題ありませんでした。
そこで考えられるのが、カムチェーン暴れです。
ハイコンプにしたことで、燃焼の爆発力が向上し、エンジンの回転加速度が純正状態より大きくなったことで、カムチェーンの遠心力が増え、設定されていたかチェーンテンションでは耐えられなくなったのではないかと考えまして、強化カムテンショナーを入れることで対策できるのではないかと考えました。
もしかしたら、ハイカム入れてないし、圧縮比上がりすぎてノッキングかもと思ったり思わなかったり。。。
エンジン異音の対策
対策になるのかどうか微妙ですが、ノーマルのカムチェーンテンショナーはプレス成形の鉄板部品のため、チューニングを進めていくと変形したり、プッシュロッドのゴムを陥没もしくは突き破ったりするそうです。
これらを対策した強化品が、キタコとSP武川から発売されていまして、そちらの商品をご紹介します。
私はSP武川製のものを注文しました。
キタコ SPLカムチェーンテンショナーセット(タイプ2)
天下のキタコから発売されているのもので、ハイチューンエンジン対応しており、アルミ削り出し材を使用し、強度アップを実現。
アーム:アルミ削り出し製ハードアルマイト仕上げ/ローラー
適合:グロム(JC61/JC75全車種)、モンキー125(JB02全車種)
キタコ (KITACO) SPLカムチェーンテンショナーセット(タイプ2) グロム(JC61/75)、モンキー125(JB02) 303-1432820
- 出版社/メーカー: キタコ(KITACO)
- メディア: Automotive
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SP武川 スーパーカムチェーンテンショナー
こちらもキタコと双頭のSP武川製のカムチェーンテンショナーです。
カムチェーンへの追従性と適切なテンションを保つことが出来る高強度カムチェーンテンショナーです。
超々ジュラルミン製の削り出しで、厚みを増やすことでアーム本体の強度を高め、更にプッシュロッドへの接地面積を増やしています。
アーム中央には、テンショナーアームの振れを制御する専用カラーを使用し、アーム本体にオイル穴を設けており、稼動部へオイルの潤滑を行います。
ローラーはノーマルに比べ、ローラー本体を大径化することでカムチェーンへの適切なテンションを保ち、磨耗を軽減するように設計しています。
適合:グロム(JC61-1000001~1299999 / JC61-1300001~)
MSX125(MLHJC6181D5000001~) MSX125SF
SP武川 スーパーカムチェーンテンショナー グロム MSX125 MSX125SF 01-14-0007
- 出版社/メーカー: スペシャルパーツ武川
- メディア: Automotive
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カムチェーンテンショナーの交換方法
こちらの方のサイトと取扱説明書を参考にさせて頂き、メンテナンスしました。
どちらもわかりやすく書いてあり、作業も滞りなく行うことができました。
規定トルク:
L側クランクケースボルト 10Nm
オイルドレインボルト 24Nm
カムチェーンテンショナーシーリングボルト 22Nm
カムチェーンテンショナーピボットボルト 16Nm
フライホイールナット 64Nm
カムチェーンテンショナーの参考サイト
カムチェーンテンショナー取扱説明書
噛むチェーンテンショナーの取扱説明書
交換後の異音の結果
先ほど、交換が完了しまして、エンジンをかけてみましたが、相変わらずかちゃかちゃと異音が発生しています。
確かに、カムチェーンテンショナーに目につく異常はなかったので、ここを交換したところで、異音の解決には至らないだろうと想像していましたが、的中です。
しかし、どこが原因なのかわからなくなってしまいました。。。
まとめ
みなさまいかがでしょうか?
異音は治りませんでしたが、この原因は有名みたいですので、もしハイカムやハイコンプ、エアクリやマフラー交換して、パワーアップしている方は、ディフェンスチューニングとしてやっておくことをおすすめします。