はじめに
NURO光の通信速度に不満があるわけではないのですが、たまに遅い時がありまして、より高み?を目指すために、通信速度の改善方法はないかと探っていたところ、いい方法が有りましたのでご紹介いたします!!
ネットが遅い原因
パソコン原因系
そもそもパソコンのスペックが遅い場合です。
基本ではありますが、CPU・GPU・メモリー・SSDの性能で変わってきますので、それらの性能が悪く、ネットも遅い原因となっている可能性があります。
特に、メモリー不足やHDDの読み込み速度が遅いと、ネットも遅く感じてしまいます。
加えて、有線・無線LANの規格が古く、最新の規格を使用していないと、遅くなりますし、有線ですとケーブルの規格も関わってきます。
もし、遅い場合はもろもろ確認して、アップデートするといいかと思います。
ルーター原因系
ルーターはパソコンより複雑ではないかと思いますが、CPU・メモリー・キャッシュ・ソフト性能・有線LAN・無線LANの性能が関わってきます。
やはりスペックが高いほうが高速な通信ができますので、遅い!!と感じる方はまずスペックアップしてみるのがいいかと思います。
また、ルーターが厄介なのは、ルーターを動作させているソフトの性能で、こちらは比べることができないので、大手メーカーのものを選ぶしか有りません。
大手が大量のお金をかけて開発しているにも関わらず、このソフトがボトルネックなっており、通信速度が出ない場合があります。
致命的なバグでなければ、ボトルネックを改善できる場合がありまして、今回の手法はこちらの紹介です。
運用システム系
この問題は、一般ユーザーではどうしようもないのです。
ネットの受け皿であるサーバーの問題だったり、ある値を変化するシステムだったり、いろいろなシステムが混ざり合い、ボトルネックになっているところが存在します。
これは企業の利益と運用費のバランスの上になっているため、何でもかんでも手を付けることができないので、どうしても出てきてしまいます。
国の法律なども関わってきて、実現できないこともあります。
例えばIPv4、IPv6問題です。
これは別記事にしていますので、参考にしてください。
他にもありそうですが、DNSもこれらのうちの1つになります。
DNSはルーターの原因だけでなく、運用システム系にも絡んでくることになりますね。
無料の対策方法はDNSの変更
NURO光は、IPv4をIPv6の通信に乗せて通信速度を改善する設定に対応しておらず、NURO光自身が別の手法で対応済みですので、ルーターの別の設定変更で通信速度を向上させていきたいと思います。
それはルーターのデフォルトDNSからパブリックDNSに変更することで、ネットの速度を改善したいと思います。
別の方の記事で見るとどうやらZTE製ルーターのDNSの性能が悪いようで、ボトルネックなっているというか、レスポンスが遅いというか、ネットに繋がっていないというか。。。(泣)
なので、これを世界のGoogleDNSに、設定変更してあげたいと思います。
他にも色々なDNSを提供している企業がありまして、速度重視系とセキュリティ重視系に別れますが、Googleがセキュリティ・速度・信頼性が高いと考えまして、こちらに決定しました。
詳しくは、Gizmodoの記事を参照してください!!
なぜルーターを設定変更するのか
DNSを設定するにあたって、色々と設定先があります。
スマホ、パソコン、PS4、Nitendo Swich、テレビ、レコーダーなど、今やネットに接続していない機器はないかと思います。
それぞれでDNSを設定することは可能なものもありますし、できないものもあるかと思いますが、1つづ設定していくのはめちゃくちゃ面倒です。
そこで、ネットの大本であるルーターの設定です。
こちらを設定すれば、そのルーターに繋がっている機器類はすべて設定されたことと同じです!!
従いまして、ルーターを設定していきたいと思います!!
F660TやF660Aの設定方法
ルーターへの接続
まず、ルーターへの接続方法ですが、下記のサイトを参考にしてください。
下記は有線LANに接続と記載がありますが、無線LANでも繋がります。
ステップ3/9までで大丈夫です。
ネットワークの設定
ダイナミックアドレスIPv4の設定変更
DNSサービスの設定を優先にするをチェックして、プルダウンでDNSアドレスを指定を選択し、設定をクリックします。
画面遷移:ネットワーク>LAN>ダイナミックアドレス管理(IPv4)
ダイナミックアドレスIPv6の設定変更
IPv4を設定してた後であれば直接飛ぶことができます。
設定画面まで移動して、DNSサービスの設定を優先にするをチェックして、プルダウンでDNSアドレスを指定を選択し、設定をクリックします。
画面遷移:ネットワーク>LAN>ダイナミックアドレスの管理(IPv6)
GoogleのパブリックDNSを指定
DNSの設定画面まで移動して、DNSを設定します。
画面遷移:アプリケーション>DNSサービス>DNS
すべての項目を下記のとおりに入力します。
IPv4 DNSサーバー1に8.8.8.8
IPv4 DNSサーバー2に8.8.4.4
IPv6 DNSサーバー1に2001:4860:4860::8888
IPv6 DNSサーバー2に2001:4860:4860::8844
補足:GoogleのパブリックDNSのアドレス
Googleの開発者向けサイトに載っています。
詳しくはこちらを参照してください。
まとめ
皆さまいかがでしたでしょうか?
プラシーボかもしれませんが、応答速度が上がったようで、初期の読み込みが早くなったような気がします。
通信速度サイトで測ると、DNSを設定する前と比べて、若干ではありますが、速度が向上していることが確認できていますので、NURO光で速度が遅いと感じている方はおすすめの設定かとも思います!!
ぜひやってみてください!!