はじめに
うるさいのであまり使わないのですが、発売されてからかなり時間も経っていますし、グリスがそろそろ性能が落ちてきているので、メンテナンスしようと思いますして、分解清掃とグリスの入れ替えを行いと思います。
交換に必要なベアリングも載せておきますので、ゴロゴロしている方は交換してみてください。
RYOBI MG-101とは
みなさまご存知かと思いますが、巷にある電動ディスクグラインダーで、だいたい2000年ごろに製造されていると思われます。
ネットで探しても、無かったので、どうしたものかと思っていますが。。。。ちょっと古すぎますかね。なんせ20年前・・・・
分解清掃が必要な理由
大きな理由は、2つあります。
1つ目は、グリスの酸化によって油膜を保持する性能が低下してしまいます。
そうすると、油膜切れによってギアが焼き付いたり、摩耗傷がついて異音や破損してしまうリスクがあります。
2つ目は、ダストによってベアリングに傷がついてしまうことで、異音の元となったり、破損して使えなくなってしまいますし、モーターも同様にダメージを受けてしまう可能性があります。
これらが起こってしまうと、結局グラインダーが使い物にならなくなってしまうため、予防的な意味を含めて、時間がある時に実施をお勧めします。
必要な工具
基本はドライバーがあれば、グリス交換はできてしまいますが、ベアリング交換したい方は、プーラーやCリング外しなどが必要です。
MG-101の分解前の様子
かなり汚れていますし、ゴロゴロカタカタしています。
RYOBI MG-101の分解方法
砥石の取り外し
砥石外しの工具で、回転をロックして砥石を外してください。
飛び跳ねガードを外す
ガードの取り外しは、プラスネジ2つです。
回転軸のギアの蓋を取り外し
プラスネジを4つ取り外します。
ヘッドを外す
ネッドを止めているプラスネジを4つ外します。
ここまでしなくても、グリス交換はできますので、ここから先は、ブラシの取り付けなどで苦労するので、ベアリング交換も考えている方にお勧めします。
モーターの引き抜き
緑の本体とシルバーのヘッド&モーターを取り外せます。
モーターとヘッドの分解
プラスネジを2本外します。
冷却フィンにネジへアクセスするための穴が空いているので、そこの穴を使ってネジを外して、引っ張れば外せます。
ベアリング交換
ヘッドと尻尾にベアリングがついていますので、プーラーやCリング外しなどを使用して、交換してください。
ベアリングの種類:627Z と 6200Z
モーターブラシの取り付け
モーターブラシの取り付けには、一度カバーを外して、うまく取り付けてあげないといけません。かなり面倒です。。。。
プラスネジを取り外してください。
逆手順で組み直し
モーターを組み付けて、ブラシを取り付けます。
カバーを取り付けて、ヘッドなど全てを組み戻してください。
まとめ
みなさまいかがでしたでしょうか?
グリスの塗り直しであれば、とても簡単だと思います。
多少静かになりますし、連続稼働してもヘッドが高温にならず、壊れにくくなります。
ベアリング交換まで行うと新しく買った方がいいのでは?と思ってしまうこともあり。。。。