- はじめに
- EK9のボールジョイントの部品番号
- ボールジョイントを交換する方法
- 今回はボールジョイントリムーバーを使うことに
- ホンダ用ボールジョイントのカラーを発注
- ボールジョイント交換方法
- 取り外したボールジョイントの様子
- まとめ
はじめに
EK9用のナックルを購入して、はや1年ぐらい経とうとしていまして、そろそろ思い腰を上げて、交換準備を始めてみました。
実はHondaの販売店に持ち込んでみたところ、この交換はできませんと言われてしまいました。。。
正規で部品を売ってるんだからそれぐらいできるだろ!!と思ったもののキレると面倒なので、自分でやることに。。。。
EK9のボールジョイントの部品番号
ボールジョイント:51220-S04-003
ボールジョイントを交換する方法
ボールジョイントを交換する方法は3通りぐらいあります。圧入されているのでどの方法もまあまあ大変です。。。
ハンマーで叩く
読んで字のごとく、ハンマーで叩いて交換します。
ボールジョイントリムーバーを使う
ボールジョイントリムーバーという専用の工具がありまして、ネジを占める力によって圧入物を抜いたり、嵌めたりします。
油圧プレスを使う
こちらも油圧プレスという工具を使っておこないます。
上の動画で出てくるので参考にして頂ければと思いますが、以下が工具です!
今回はボールジョイントリムーバーを使うことに
油圧プレスとかも考えたのですが、ナックルの形状が複雑すぎるので、油圧プレスだとやりにくそう、、、さらには油圧プレスは2万円ぐらいしてしまいちょっと高いです。
そこで、5000円ぐらいで手に入るボールジョイントリムーバーにしました。
ホンダ用ボールジョイントのカラーを発注
リムーバーだけでなく油圧プレスでも使用するのですが、ボールジョイント直接押してしまうと破損してしまうので、ボールジョイントのハウジング部分を押すためのカラーが必要です。
それが上の写真に写っている黒い円柱の部品です。
しかしながら、上記の商品のコメントに記載があるのですが、どうやらトラックやアメ車用のサイズしかなく、国産車で使うには、サイズが大きすぎます。
そのため、ミスミで特注のカラーを発注しました。。。(こういう時に三角はすごく便利です!)
1つは付属品が使えましたので、合計で3つのカラーを注文し早速届きました!
ボールジョイント交換方法
ナックル単品の状態から説明しますが、最悪アッパーアームは繋げたままでも問題ないと思います。
油圧プレスを使う場合は、単品にしないといけないと思います。
ボールジョイントのブーツを取り外す
ブーツを固定しているクリップがありますので、そちらをマイナスドライバーなどで取り外します。
ボールジョイント取り外し
砂利を噛むと部品に傷づける可能性があるので、ボールジョイント周りを掃除することをオススメします。
取り外し用のボールジョイントカラーを設置しながら、ボールジョイントリムーバーを取り付けます。
この際、曲がっているとナックルに傷が入ってしまうので、なるべく真っ直ぐに力が掛かるようにしください。
六角になっている部分を回していきますが、楽をしたいのであれば電動ドライバーを使用することをオススメします。
チャレンジはしてみましたが、ナックルが固定されていないこともあり、人力では難しかったです。
ボールジョイントの取り付け
ナックルを多少清掃し、圧入時にゴミや錆を噛まないようにしておきます。
今度は取り付け用のカラーを設置しながら、リムーバーを取り付け、六角の部分を回します。
この際、ブレーキディスクが邪魔になり、カラーを取り付けしづらかったので、ディスクを外しておくことをオススメします。
ブレーキディスクカバーは多少曲がるので、干渉しても問題ないです。
ボールジョイント圧入後の確認
きちんと奥まで圧入されているか確認します。
取り外したボールジョイントの様子
ブーツは割れちゃっていますし、ネジ部が潰れているので、使い物になりませんね。。。
まとめ
みなさまいかがでしたでしょうか?
車載状態からやるとなるとかなりの重作業となりますが、達成感が半端ないですww
もしカラーが欲しいなどのニーズがありましたら、コメントいただけますと幸いです。