はじめに
クリーンインストール後、苦戦しながらも、Mac OS X 10.6.8にしました。
このバージョンにすれば、最新版のmacOS Sierraにできる!!と考えていましたが、2016年末にサポートが切れ、App Storeで、アップデートしようとすると、Mac OS X 10.7以降が対応していますと表示され、更新することができませんでした。
しかしながら、もう少しだけ新しいOSにアップデートするとできることがわかりましたので、経緯とやり方を記載します。
現状整理
ハードウエア条件を満たしていないのか!?!?
Macでも、Windowsでも同様ですが、ハードウェア条件があり、これをクリアしていないと、動作が遅くなったり、最悪動かない可能性があります。
アップデートするにあたって確認しておいた方がいい項目で、アップルも確認するように促しています。
macOS Sierraのハードウエア条件を満たしていないのか!?!?と考えまして、アップルのサイトからシステム条件とハードウェアの条件を確認しました。
システム条件は満たしているものの、macO 10.6.8では、「このMacについて」を確認しても、「Mid 2010」なんてものは、出てきません。
Macは詳しい部分を出しませんので、調査も難しいです。
対応していることと信じて、その他を検討に移りました。
Mac OS Xのサポート圏外でバージョンアップ不可!?!?
エラー内容をよく読んでみると、その他の検討内容とは、Sierraにアップデートするにあたって、現状のMac OS Xバージョンから、Sierraに直接アップデートできず、サポート圏内のバージョンにアップデートしてからでないと、バージョンアップできないのでは!?!?と考えました。
バージョンアップ先の検討と購入
バージョンアップ先
どうやら、アップルではこういう人の救済向けなのか、以前の名残なのかわかりませんが、旧バージョンを販売しています。
2017年1月時点で、購入可能なバージョン
・Mac OS X 10.7 Lion
・Mac OS X 10.8 Mountain Lion
どちらも、2222円(税別)です。
どちらでもよいのですが、新しいバージョンの方がいいでしょう!!
OSアップデート版を購入しました!!
ということで、Mac OS X 10.8 Mountain Lionを購入しました!!
注文確認と注文確定の連絡が来ます。
その後、Appleボリュームライセンス事務局 <VolumeLicense@apple.co.jp>から、下記のメールが届きます。
その中に、ダウンロード方法とコンテンツコードが提供されます。
以下、1通目
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お客様各位
Appleソフトウェアをお買い上げいただきありがとうございます。
AppleソフトウェアをMac App Storeでご購入いただけるようになり、ご購入いただいたソフトウェアのエンドユーザへの配布がさらに容易になりました。ソフトウェアをインストールするには、App Storeアプリケーションを起動し、「ナビリンク」カラム中の「iTunes Card/コードを使う」をクリックしてコンテンツコードを入力します。お買い上げいただいた製品のコンテンツコードはこのメールに添付されています。コンテンツコードを含むファイルをアンロックするパスコードは、この後お送りする2通目のメールに記載されています。コンテンツコードの配布に先立って、下記「コンテンツコード使用規約」をお読みください。
ソフトウェアのダウンロードにあたり、エンドユーザはMac App Storeから入手できるApple IDアカウントが必要です。まだApp Storeアプリケーションをインストールされていない場合は、Mac OS X Snow Leopardが稼働しているMacにおいて、「ソフトウェア・アップデート」として提供されています。詳しくはwww.apple.com/jp/mac/app-store/ をご参照ください。
お客様およびお客様により認定されたエンドユーザは、一切のコンテンツコードの使用および配布されたソフトウェアの使用が、お客様とApple Inc.との間の契約によって律則されることに同意されたものとします。それらの契約には、http://www.apple.com/legal/itunes/ww にアクセスすることでご確認いただけるMac App Store使用条件および製品に同梱される使用許諾条件を含みますがこれらに限られません。
Mac App Storeからのソフトウェアのダウンロードおよびインストレーションに関するご質問につきましては、www.apple.com/jp/support/mac/app-store/ をご参照ください。
コンテンツコード利用条件
以下のコンテンツコード使用規約(以下「コンテンツコード使用規約」といいます)を条件として、iTunes株式会社(以下「iTunes」といいます)は、お客様に対してMac App Storeよりダウンロード可能な、カバーシートに記載されたアップルソフトウェアと交換するための、iTunesにより生成された英数字のコード(以下「コンテンツコード」という)を提供するものとします。お客様は、各アップルソフトウェアのライセンス1につき、1つのコンテンツコードを受け取ることができます。各コンテンツコードは、本コンテンツコード使用規約に基づき、1つのアップルソフトウェアのライセンスと交換することができます。1つのコンテンツコードを、複数のアップルソフトウェアのライセンスを取得するために使用することは禁止されています。本コンテンツコード使用規約に定めのある場合、または別途iTunesの書面による同意がある場合を除き、お客様は、Mac App Storeに適用される諸条件および使用ルール(http://www.apple.com/legal/itunes/ww/) (以下「Mac App Store使用条件」といいます)に従いコンテンツコードを使用すること、およびアップルソフトウェアとともに提供されるエンドユーザソフトウェア使用許諾契約(以下「EULA」という)に従いアップルソフトウェアを使用することに同意されたものとします。コンテンツコードを使用することにより、お客様は、コンテンツコード使用規約、Mac App Store使用条件、ならびにEULAの諸条件に拘束されることに同意されたことになります。これらの条件に同意されない場合、コンテンツコードの使用を行わず、アップルソフトウェアのインストールおよび使用のいずれか一方またはその両方を行わず、お客様のシステムからアップルソフトウェアを消去し、かつアップルの返品ポリシーに従って、アップルソフトウェアの廃棄または返品を行って下さい。
お客様はさらに、以下に同意されたものとします:
a. 以下のセクションbに定める場合を除き、お客様は、お客様の組織、機関、または会社が保有および管理するApple IDに対してのみ、コンテンツコードの使用を行い、エンドユーザ個人が保有するApple IDに対しては一切使用しないで下さい。お客様は、お客様の組織、機関、または会社が、コンテンツコードを使用して取得されたソフトウェアライセンスに対する所有権および管理を常に維持し続けることに同意されたものとします。
b. お客様が大学または大学の学部(以下「高等教育機関」といいます)の場合、iTunesはお客様に対して、お客様によって認定されたお客様の高等教育機関の現役の学生(以下「適格教育エンドユーザ」といいます)がコンテンツコードを使用してアップルソフトウェアと交換するための、譲渡不能かつ制限的な権利を付与します。各コンテンツコードは、適格教育エンドユーザが保有及び管理するApple IDアカウントに対して使用されなければなりません。一切の卒業生またはすでにお客様の高等教育機関に在籍していない学生は適格教育エンドユーザとして認められないため、お客様は、一切のこれらの学生に対して、コンテンツコードを配布することはできません。お客様は、すべての適格教育エンドユーザに対して、本コンテンツコード使用規約の写しを提供しなければならず、それらの者は、コンテンツコードの使用を行う前に、本コンテンツコード使用規約を理解し、且つ同意しなければなりません。お客様はさらに、すべての適格教育エンドユーザが、Mac App Store使用条件およびEULAを、該当するアップルソフトウェアを使用する以前に確認する機会を有し、且つ、それらの者が、Mac App Store使用条件およびEULAの諸条件に同意し、さらにこれらを遵守することを確実ならしめることについて責任を有します。コンテンツコードを使用することにより、お客様およびお客様の適格教育エンドユーザは、本コンテンツコード使用規約、Mac App Store使用条件、ならびにEULAの諸条件に同意されたものとします。
c. 一旦、該当するApple IDアカウントに使用された後は、当該コンテンツコードは譲渡不能です。
d. iTunesは、通常の営業時間中に、お客様の本コンテンツコード使用規約の遵守状況を監査できるものとし、お客様は、iTunesが合理的に要求した、本コンテンツコード使用規約の対象事項に関連する情報、記録、および文書を速やかにiTunesに対して提供することに同意されたものとします。
e. お客様はコンテンツコードを再販売してはならず、コンテンツコードの配布に関連して、いかなる方法による支払も受けてはなりません。さらにお客様は、第三者がそれらを行うことを禁止しなければなりません。
f. 日本において、Apple IDアカウントは、13歳以上の個人に対してのみ提供されるものとします。エンドユーザが13歳以上18歳未満の場合、当該エンドユーザはMac App Store使用条件、コンテンツコード使用規約、ならびにEULAの条件を、親御様または保護者様とともに確認し、すべての条件を理解していることを確実ならしめなければなりません。
g. お客様は、iTunesおよびその関連会社のいずれかまたは両方によって、直接または間接にオンラインのMac App Storeが所有および運営されていない地域における使用のために、コンテンツコードを輸出してはなりません。
h. お客様は、ご自身およびエンドユーザのコンテンツコードのご使用、ならびに、それらの使用に起因するお客様ご自身またはiTunesの損失または責任の一切について、責任を有するものとします。
i. 適用法により禁止されない限りにおいて、コンテンツコードの危険負担および所有権は、お客様の電子メールアドレスへの引渡時に、お客様に対して移転します。
j. iTunesは、コンテンツコードが不正に取得され、あるいは使用された場合に、あらゆるすべての該当するApple IDアカウントを閉鎖する権限を留保します。
k. iTunesは、お客様またはいずれかのエンドユーザが、お客様とiTunesとの契約のいずれかに違反した場合に、コンテンツコードがすでにお客様またはいずれかのエンドユーザに引渡済みであっても、当該コンテンツコードを無効化する権限を有するものとします。
l. iTunesは、コンテンツコードの紛失または盗難について、責任を負いません。お客様またはお客様のエンドユーザが質問を行う場合は、http://www.apple.com/jp/support/ よりiTunesのiTunes購入者サービスにアクセスしてください。
m. お客様が代行業者を使用してアップルソフトウェアのインストールまたはセットアップを行っている場合、お客様は、当該代行業者が、お客様に代わってアップルソフトウェアのインストール時またはセットアップ時に表示されるEULAおよびMac App Store使用条件に納得および同意する権限を付与されており、当該EULAおよびMac App Store使用条件が、お客様自身が納得かつ同意した場合と同様に、お客様を拘束することについて同意されたものとします。
n. 本コンテンツコード使用規約のいかなる部分も、法律により禁止または制限されている場合に無効となります。何らかの理由により、管轄権を有する裁判所が本コンテンツコード使用規約のいずれかの条項またはその一部について効力を失わせた場合であっても、本コンテンツコード使用規約の他の条項または部分は、依然として完全な効力を有するものとします。
o. 本コンテンツコード使用規約において参照されるMac App Store使用条件およびEULA、ならびに本コンテンツコード使用規約は、本コンテンツコード使用規約中で認められるコンテンツコードおよびアップルソフトウェアの使用について、合意のすべてを定めるものであり、本件に関する、従前の取決めに優越するものです。本コンテンツコード使用規約とMac App Storeとの間に、または本コンテンツコード使用規約とEULAとの間に何らかの対立または不一致が存在する場合、本コンテンツコード使用規約が優先して適用されます。本コンテンツコード使用規約の改訂および変更は、当該改訂および変更が書面によりなされ、かつアップルが署名した場合を除き、拘束力を有しません。
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お客様各位
Appleソフトウェアをお買い上げいただきありがとうございます。Apple製品を Mac App Store からダウンロードするためのコンテンツ・コード・ファイルを別メールで送信いたしました。そのファイルを開くために必要なパスワードは、次の通りです。
コンテンツ・コード・ファイルを開くためのパスワード:*********
記録のため、このコンテンツコードをプリントし、コピーを保存してください。
Apple Storeからコンテンツコードを含むメールを受信していない場合は、スパムフィルタの設定で添付ファイルが制限されていないか確認し、VolumeLicense@apple.co.jpにメールとコンテンツコードの再送信を依頼してください。
このメッセージには返信しないでください。このメールは、お客様の Apple とのシングルユニット契約に従って送信されています。
Apple をお選びいただき、ありがとうございます。
ダウンロードとインストール実行
iTunes Crad/コードを使うをクリック
App Storeより、ダウンロードを開始します!!
まず、App Storeを起動し、iTunes Crad/コードを使うをクリックします。
Apple IDのサインイン
OSアップデートのコードの入力
2通目のメールに載っていたパスワードで、1通目のPDFを開き、そのコードを下の画面に入力し、実行します。
自動でOSのダウンロードの開始
ダウンロードが開始され、終了するとインストールが開始します。
言われるがままにインストール
言われるがままに、進めていくとインストールできます!!
まとめ
無事にアップデートできました!!
しかしアップルの対応はわかりにくいですね。
システム条件を読むと、Mac OS X 10.6.8 Snow Leopardから、最新版にアップデートできるように読み取れます。。。。。
素直に、Mac OS X 10.6.8 Snow Leopardを、Mac OS X 10.7 Lion もしくは、Mac OS X 10.8 Mountain Lion に、アップデートしないと Sierra にアップデートできないことを明記するべきです。