はじめに
NASKALUB(ナスカルブ)を使う機会がありましたので、自転車およびバイクのチェーンにて使用レビューをします!!
化研産業 潤滑剤 NASKALUB ナスカルブ 超極圧潤滑剤 スプレー 420ml
- 出版社/メーカー: 化研産業(Kakensangyou)
- メディア: Tools & Hardware
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NASKALUBとは
さてまず、NASKALUBとはなんぞやという方が多いのではないでしょうか。
化研産業株式会社が開発・製造をしている超極圧潤滑剤で、圧力がかかっても、潤滑し続ける商品です。
類似品としては、テレビでも紹介されましたスズキ機工のベルハンマーがありますが、どちらかがどちらかをOEMしていそうですね。
さらに詳しく知りたい方は下記のリンクを参照してください。
化研産業株式会社|極圧潤滑剤のナスカルブ、ナスカグリース、ナスカタップ
ナスカルブを自転車チェーンに使用しレビュー
まずは、数年間換えず556をたまにしか塗布していない、自転車のチェーンに使いました!!
効果は抜群で、556の様に漕ぐのがすごく軽くなりますが、一瞬で潤滑しなくなるような感じではなく、新品チェーンに換えたような感じになります。
グリスがついた様にぬめ~とした感触ですが、そこでロスしているのでなく、いなしている様な感覚です。
坂で本領を発揮しており??、坂で圧力かかっている方が、潤滑してるんじゃないか?みたいな感じです。
正確な持続時間はわかりませんが、1週間ぐらいは持ちそうです。
ナスカルブを自転車のサスペンションに使用レビュー
その他には、ゴムが痛むんじゃないかなと思いましたが、サスペンションに使ってみました。
すると使用する前は乗って押すとコクッと動いて、スコーンと減衰しており、小さい段差は、サスが動かず、腕にダイレクトアタックを食らい、大きな段差はパイ~ンという感じでしたが、なんとサスがスコスコ動くようになりました!!
特に初期の動きがすごくよくなり、すすすっとストロークし始め、減衰がグググッと効くので、小さな段差でもストロークしているのがわかります。
それこそ、もう1つの腕がついた感じになりました。
ブレーキング時もちゃんとストロークするようになったので、リアが浮きにくくなり、自転車自体が扱いやすくなりました。
※どんな潤滑剤でも痛みます。NASKALUBも例外ではありません。
その主な原因は鉱油です。NASKALUBの場合は鉱油が落ちても、添加剤に秘密があります。この添加剤が定着した後は削らないと、落ちないそうです。
なので、NASKALUBを吹きかけてちょっと乗って、定着させた後に、パーツクリーナーで洗浄すれば大丈夫です。
バイクチェーンにナスカルブを使用レビュー
ホンダ グロムのチェーンにナスカルブを使用してみたところ、最高速度とチェーンの擦れる音に変化がありました。
チェーンメンテをする前と比べると、バイクが進むようになり最高速度も3〜5km/hぐらい増え、チェーンのジャラジャラ音が減りました。
アクセル開度が少なくなったので、燃費は多少変わったかなと思いますが、数値で現れるほどではありませんでした。
そもそも同一条件で比較していないので、燃費の変化は正確な数値を出すのが難しいです。
潤滑の持ち具合としては、毎日45キロ走行して、雨がなければ2週間ぐらいは持ちそうです。
多少サボっても問題ないかと思います!!
ただ、ナスカルブは通常のオイルチェーンと違いシャバシャバの油ですので、走行中に油が飛び散ります。
メンテナンスで塗布した際は、良く拭き取って走行することをオススメします!!
まとめ
みなさまいかがでしたでしょうか?
体感できるぐらいに効果がありますので、騙されたと想って使ってみるといいと思います。