はじめに
Thinkpad X250のCPU温度がとても高く、100度近くまで逝ってしまっています。
CPUの耐熱温度はわかりませんが、Youtubeなどを見ていると、さすがに高温すぎて壊れそうですし、ファンがガンガン回ってうるさいですし、熱いです。
そこで、CPUグリスを塗り替えて対策することにしました。
発売から7年も立っており、さすがにグリスの性能が落ちていると思いますし。。。。
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CPUグリスとは
CPUグリスは、熱を伝達するための材料とオイルでできています。CPUからグリスを伝わって冷却装置に熱を伝える緩衝材です。
グリスがあることで、デコボコなCPUの表面と冷却装置の表面をうまく繋げて、熱をうまく伝えています。
しかしながら、経年劣化でオイルなどが飛んでしまうことで、デコボコをうまく埋められず、CPUの温度が上がりがちになります。
温度が上がると、それを冷やすためにファンもガンガン回り始めると悪循環に陥ります。
ということで、グリスを塗り替えて、CPUの温度を下げようとの魂胆です。
おすすめCPUグリス
グリスは熱を伝えるために、とても重要なので、熱伝導率が大事なのですが、あるYoutuberによると、オーバークロック(改造)するわけでなければ、熱伝達率は気にする必要がないとのことだったので、絶縁タイプでとあるYoutuberのおすすめグリスにしました。
【実験】自作PCのCPUグリスは伸ばすべき?超高級「熊グリス」は本当に冷えるか?【中華本格水冷#03】
【CPUグリス比較】1300円高級グリス VS 360円安物グリス!CPU温度に違いは出るのか?
ということで、おすすめはMX-4です。
※実際に使用しても、性能は出ていると思います。
ARCTIC MX-4 (4 g) Edition 2019 – High Performance Thermal Paste
- 発売日: 2019/01/06
- メディア: Personal Computers
グリスの塗替え
Thinkpad X250の場合、メチャクチャ簡単で、裏のカバーを外し、CPUクーラーの4つのネジを緩めて、ティッシュで拭き取り、新しいグリスを塗るだけです。
この記事を拝見している方は、玄人の方ばかりかと思いますので、裏のカバーの外し方を省かせていただき、CPUクーラーの外し方から紹介いたします。
CPUクーラーの外し方
こちらの4つのネジを外し、ファン制御の線を外し、ファンを壊さないように上に外します。
CPUグリスを拭く
CPUグリスをティッシュで拭き、新しいグリスを塗布します。
グリスは少し多めに塗布してもいいかと思います。
あとはもとに戻すだけです。
CPUグリスの再塗布の効果
CPUの温度が劇的に下がりました!!
CPUグリスを塗り替える前は、CPU使用率を100%にすると、100度近くまで上がっていましたが、塗り替え後は90度ぐらいまで下がり、なんと10度近く下がっています。
アイドル時も効果があり、高負荷時と同様に10度近く下がっていまして、ファンの音も静かになりました。
なぜかGPUの方にはグリスが塗布されていなかったですが、効果がありそうなので、塗布しておきました。
まとめ
みなさまいかがでしたでしょうか?
当たり前ですが、これやると保証はなくなり、自己責任でますが、効果絶大です。
特に難しい作業でもないので、高温・爆音の方は、試してみるといいかもしれません。